23,24日と題に上がっている授業を受けてきました。
名前だけ見るとなにやら堅苦しそうな授業ですがその内容とは。
I.主旨
サブカルチャーのオーソドックスな歴史をたどりつつ、
特定のテーマに焦点を絞り、思想や美学芸術、
さらには都市論、メディア論、ジェンダー論、美少女論などへと発展させていく。
II. 内容
マンガのチャート式分類法
萌える男―『げんしけん』に見るオタクの生態学
腐女子化する社会―乙女ロードを歩く
マンガ表現論の現在―竹内一郎と伊藤剛の手塚治虫論
データベース消費と症状消費―東浩紀と斉藤環のオタク論
オタク建築―ヴェネチア建築ビエンナーレ
ライトノベルの出現―『涼宮ハルヒの憂鬱』など
ジェンダーの境界線―女装少年の系譜
現代アートとサブカルチャー―村上隆の開いたもの
…途中でお腹がいっぱいになりました。
いやいや、扱う内容の「濃度」、
授業を受けている学生の「濃度」が高かったです。
二次元的な「濃さ」が。
2学のH棟の大きな教室に間を空けずに座っても
入りきらないくらいの大人数の受講者に、
前列真ん中に陣取る情報学類誌W●RDの編集者達、
「げんしけん」のモデルとされる●代●覚文化●究会の方々、
そして、自らをオタクと自負されている講師の先生。
濃くならないわけがない。
あんなに拍手や笑い声の起きる講義は初めて。
オタクや腐女子、マンガなどを学問的に捉える試みは
なかなか面白いものでしたが、途中で集中力がなくなってしまいました。
昨日は全部の時間に出席しましたが、今日は途中でばっくれー。
やっぱりこういうもの(サブカルチャー)は勉強するよりも
それを享受しているときの方が面白いものです。
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