以前UPした「おっくせんまん」金管五重奏アレンジですが、
原曲の調(E-dur)のまま編曲してしまったことに加え、
「演奏する」ことをあまり考慮に入れていなかったことが判明。
というのも、E-dur(つまりホ長調)というのは
実音で言うと、C(ド)、D(レ)、F(ファ)、G(ソ)に
嬰記号(♯、シャープのことです)がつく音階。
inC(つまり実音)で表記される楽譜でも♯が4つつくのですが、
HrのようにinCで「ド」の位置がFになっている
(inFの)楽譜では♯が5つ、
またTpのようにinCで「ド」の位置がB♭になっている
(inB♭の)楽譜では、なんと♯が6つついてしまいます。
↑のinC、inFだとか実音だとかがよくわからない人は
とにかく読みづらい(演奏しづらい)楽譜になってしまった
と思っていただければよいです。
さらに各パートの休符の部分がやたらに少なく、
ほぼ5人全員が吹いている状態になってしまい、
息をどこで吸えばいいのかもわからない状態。
さらにTpに至っては、基本チューニングの音よりも上の音で
メロディを奏でているため、キツイ。
とまあ、この間実際に練習してみてそう感じました…
mp3で聴いている分にはいいのですが、演奏することを
もっと考慮にいれて編曲するべきでした。
今度は何を編曲しようかな。
題名の「機械的遊戯背景音楽金管五重奏団」というのは
ゲーム音楽を金管五重奏でやろう、というやつで
これがなかなか面白いので、ゲームも音楽も好きな人は
自分で編曲なりして演奏してみるときっと楽しいですよ。
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