元々はギリシア神話にある話で、パンドラという女性が
神から授かった「開けてはならない箱」のこと。
これが転じて「触れてはいけないもの(=タブー)」という
意味を持つ慣用句になったようです。
ギリシア神話では、その箱はパンドラの手によって開けられ、
箱から「疫病」「悲嘆」「欠乏」「犯罪」などの今まではなかった
災厄が飛び出してしまい、あわてて箱を閉めたのですが、
たったひとつの災厄を除いてすべての災厄がこの世に蔓延した、
と言われています。
さてここで問題。
ひとつだけ箱に残った災厄。
さてこれは何の災厄だったでしょう?
答えは「未来が全部わかってしまう災厄」です。
その災厄が箱から出ずにすんだことで、人類は
様々な災厄に見舞われながらも希望だけは失わず
(絶望することなく)生きていくことになったと言われています。
未来を知ろうとすることより、未来に希望を持って生きる。
Tomorrow never knows.ということみたいですね。
↑
P.S 教習所への送迎の車のラジオで流れてました
PR